ゼロからはじめるセレクトショップ
ホーム
プロフィール
サービス
アクセスマップ
お問い合わせ
アパレルウェブ・ブログ
日本最大級のファッションアパレル情報サイト【apparel-web.com】のブログにて、ファッション・ビジネスに関する、情報を発信しています。
SNS
twitter Facebook
↑フォローお願いします↑

■アパレル素材の基礎知識■


販売の現場でのお客さまからのご質問でいちばん多いのが、「これ、縮まない?」とか、「色落ちしない?」とか、「繊維」に関わることだと思います


そこで、アパレルでよく使われる素材、「繊維」について、基礎的なことを解説してまいります。


「繊維」は、大きく分けて「天然繊維」「化学繊維」に分類され、ここからさらに細かく分類されています。



代表的な繊維を表にしてみると、以下のようになります。



■代表的な繊維の分類と種類■

天然繊維 植物繊維 綿(コットン)
−亜麻(リネン)・黄麻(ジュート)・サイザル麻など
動物繊維 毛(ウール)−羊毛・モヘヤ・カシミア・アルパカ・アンゴラなど
絹(シルク)
化学繊維 精製繊維 テンセル
再生繊維 レーヨン
ポリノジック
キュプラ
半合成繊維 アセテート
トリアセテート
プロミックス
合成繊維 ナイロン
ポリエステル
アクリル
ポリウレタン


それぞれの素材の詳細な特徴などについては、専門書籍を手にとって読んでみてくださいね。

テキスタイル用語辞典

Q&A現場で活きるアパレル素材の基礎知識

わかりやすいアパレル素材の知識

アパレル素材の基本

服地がわかる事典



ここでは、お客さまからよくあるご質問別に、注意しておきたい繊維素材についてまとめてみたいと思います。



■よくある質問別の繊維一覧表■

○水洗いで縮む 綿(コットン)毛(ウール)レーヨンポリノジックキュプラ
○シワになりやすい 綿(コットン)レーヨンポリノジックキュプラ
○毛羽が立ちやすい 絹(シルク)テンセル
○毛玉になりやすい 毛(ウール)アクリル
○色落ちしやすい
○熱に弱い アセテートプロミックスナイロンアクリルポリウレタン
○日焼けしやすい(白物) 毛(ウール)絹(シルク)ナイロン
○アルカリに弱い 毛(ウール)絹(シルク)、アセテートトリアセテートプロミックス
○塩素系漂白剤に弱い プロミックスポリウレタン
○水でシミになりやすい 絹(シルク)
○汚れがつきやすい ポリエステルアクリル
○静電気が起こりやすい アセテートトリアセテートポリエステル
○プリーツ性がない レーヨンポリノジックキュプラ


では次に、お客さまに販売するときのセールスポイント別にまとめてみると、以下のようになります。



■お客さまへのアピールポイント別、 繊維一覧表■

○強くて丈夫 綿(コットン)ポリエステルナイロンポリウレタン(ゴムに比べて)、ポリノジック(レーヨンに比べて)、テンセル
○吸水性がよい 綿(コットン)毛(ウール)絹(シルク)レーヨンポリノジックキュプラテンセル
○熱に強い 綿(コットン)ポリエステルトリアセテート(アセテートに比べて)
○シワになりにくい 毛(ウール)ポリエステルナイロン
○感触がしなやか 絹(シルク)レーヨンポリノジックテンセルアセテートトリアセテートプロミックス
○ドレープ性がよい 絹(シルク)レーヨンポリノジックテンセル
○プリーツ性がよい アセテートトリアセテートポリエステルナイロン
○日光に強い キュプラプロミックスポリエステルアクリル
○保温性がよい 毛(ウール)絹(シルク)、アクリル
○軽い アセテートトリアセテートプロミックスポリエステルナイロンアクリルポリウレタン
○光沢がある 絹(シルク)キュプラアセテートトリアセテートプロミックス


以上が、まずは知っておきたい「アパレル素材の基礎知識」です。


ただ、繊維メーカーさんも研究を重ね、毎年のように新しい素材を開発しています。


ですから、新しい素材の商品を仕入れたときには、その素材の特徴もしっかりアタマに入れておいてくださいね。


戻る 次へ
〒650-0024  神戸市中央区海岸通り3-1-1 KCCビル4F (有)ネオナレッジ   Tel:078-333-7510

このサイトはリンクフリーです。
Copyright © 2004- Neo-Knowledge,Ltd.