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■ポジショニングマップをつくる■


ひと通りのリサーチが完了したら、リサーチ結果と顧客ターゲット(ターゲットプロファイリングとイメージコラージュ)をもとに、【ポジショニングマップ】に自分のショップと競合店をプロットしていきます。


顧客ターゲットから見た、自分のショップの位置付けを明確にしていくわけですね。


顧客ターゲットに訴求していくためには、競合店と比較して何らかの独自性が必要です。


さもなければ、競合店との間で果てしない消耗戦を強いられる可能性も高いですから、ポジショニングマップの作成は、顧客ターゲットに訴求すべき、わかりやすい独自性。


いわゆる、USP(ユニークセールスプロポジション)を、見つける大きな助けとなります。


USPが明確でなければ、顧客ターゲットに対して、どのようにして訴求していくかを考えることができません。


逆にいえば、USPが決まれば、ターゲットへの訴求方法もおのずと決まってきますので、このポジショニングマップの作成は、とても重要な作業となります。



ポジショニングマップのつくりかた■


ポジショニングマップを作成する際の項目としては、セレクトショップの場合、【エイジ】・【グレード】・【テイスト】を、ポジショニングファクターとして使用するのが、一般的です。


それぞれのファクターについては、以下のように分類されています。


1.エイジ(年齢による区分、ただし実年齢ではなく、心の年齢、マインドエイジで区分する)

ジュニア 12〜17歳
ヤング 18〜23歳
キャリア 24〜29歳
ミッシー 30〜35歳
ミセス 36〜44歳
※レディースの区分



2.グレード(商品の価格帯)

プレステージ 最も商品グレードと価格が高い商品ゾーン
ベター 高感度で高価格な商品ゾーン
モデレート 平均的な商品ゾーン
ボリューム 平均またはやや下回る商品ゾーン
バジェット お買い得商品ゾーン


3.テイスト(トレンドによるファッションテイストの区分)

コンサバティブ トレンドに左右されない、保守的でオーソドックスなファッションテイスト
コンテンポラリー トレンドを積極的に取り入れた最も一般的なファッションテイスト
アドバンスド 流行を超えた前衛的で個性的なファッションテイスト


この3つのポジショニングファクターを、マトリックスに配置したものが、ポジショニングマップです。


■ポジショニングマップの一例■



このように、ポジショニングをつくると、自分のショップの位置づけが、一目で分かります。


手書きでも構わないので、ポジショニングマップは、必ずつくるようにしてくださいね。


 
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