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日本最大級のファッションアパレル情報サイト【apparel-web.com】のブログにて、ファッション・ビジネスに関する、情報を発信しています。
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■賢い問屋の探しかた


前のページでは、問屋と取引きすることは、大きなメリットがあると言いました。


しかし、ひとくちに「問屋」といっても、数多くの業者があります。


なかには、あまり取引するべきではない、評判の良くない業者があるのも事実です。


できれば、数多くの問屋の中から、取引メリットの大きい、質のいい業者と取り引きしたいですよね。



さて、そのような質の良い問屋の探しかたですが、

●オンライン卸問屋を利用する。

●問屋街に足を運ぶ。

以上、大きく分けて2つの方法があります。



■オンライン卸問屋を利用する■


問屋探しのために、わざわざ遠方まで出かけていくのは、時間も費用も掛かります。


そこで、便利なのが、インターネットを使って、オンラインで仕入れができる「オンライン卸問屋」です。


とくに、問屋街がないところでは、オンライン卸問屋を利用するのが、もっとも効率的な方法になります。



オンライン卸問屋では、キーワード検索で商品を絞り込んだり、オークション方式によって、破格の価格で仕入れたりできる業者もありますので、とても便利です。


有名どころのオンライン卸問屋を、いくつかご紹介いたしますので、気に入った業者があれば、ぜひ活用してみてください。


■オンライン卸問屋■


スーパーデリバリー


毎日新着800点以上【スーパーデリバリー】

以前に直撃インタビューした、ネット仕入れの草分け的存在。ここは外せませんね。


ネッシー


ネットで仕入れなら【NETSEA(ネッシー)】

バイヤー会員数と出展企業数は、国内卸売モールサイト最大級の仕入れサイトです。


イチオクネット


アパレル仕入れなら【イチオクネット】

登録料・会費無料の業界最大級の小売店向け仕入れサイト。掘り出し物がある可能性大です。


Cmall


海外通販の【Cmall】

日本にいながら海外製品を直接仕入れできる仕入れサイトです。お安い値段で良質な商品を仕入れることができます。


オロシー


ネット仕入れ《オロシ─》【orosea】

主な取扱い商品は美容器具・健康器具ですが、ファッション雑貨も取り扱っています。
売れ筋商品を低価格で仕入れることができます。




■問屋街に足を運ぶ■


時間に余裕のある方にオススメなのが、問屋街に直接行ってみるという方法です。


商品を直に触れることができますので、ネットでは分からない手触りや質感などを、手にとって確かめることができます。


東京なら横山町や馬喰町、大阪なら船場が問屋街として有名です。


気になる問屋が見つかれば、取引条件などを尋ねてみてください。


まったくの未経験の新規開業者でも、おそらく親切に教えてくれます。


そして、たいていの問屋が、取引条件を書いた書類を渡してくれるはずです。
(この書類があるかどうかで、しっかりとした業者かどうか判別できますよ。)


実際に足を運んで、雰囲気などを肌で感じてみるのもいい方法だと思います。



■問屋街の情報サイト■


船場センタービル


船場センタービル

大阪で問屋といえば、やはり「船場」です。大阪市開発公社が運営する「船場センタービル」のHPです。


日本橋横山町馬喰町問屋街


日本橋横山町馬喰町問屋街

日本橋横山町・馬喰町の新道通りは、日本最大の現金問屋街です。新道通り会が運営するHPです。


東京問屋連盟


華のお江戸のTonya-Town

協同組合 東京問屋連盟が運営する「横山町・馬喰町・東日本橋」のHPです。



さて、このようにして、問屋を見つけられたとします。


でも、うまく問屋とおつきあいするには、ちょっとしたコツが必要なことを、ご存知でしょうか?



■問屋とのつきあいかた■


新規開業者にとって、「問屋」はとてもありがたい存在ですが、つきあいかたには、ちょっとした注意点があります。


それは、以下の3つです。

●新規開業者であることを素直に伝える。

●最初は現金取引で。

●値引き交渉はせず、最低ロットの交渉を。


以上の点に注意して問屋との交渉にあたれば、きっと末長く良い関係を築くことのできる問屋が見つかると思います。



●新規開業者であることを素直に伝える。

新規開業者であることで、ナメられないようにと、知ったかぶりをしても、相手はプロですから、すぐに見破られてしまいます。


それよりも、新規開業者であることを素直に伝え、自分のビジョンやショップ・コンセプトを話し、それに共感してくれる問屋を探すことが大切です。



●最初は現金取引で。

長引く不況の影響で、貸し倒れや取り込み詐欺などが増加しており、問屋側も新規取引に慎重になってきています。


ですから、最初のうちは「現金取引」が鉄則です。


取引回数が増えていくのに従い、問屋の方から掛売りの提案をするのが、この業界の「しきたり」となっていますので、最初から掛売りの交渉はしないようにしましょう。



●値引き交渉はせず、最低ロットの交渉を。

新規開業者には信用も実績もありません、ですから、最初は値引き交渉をしない方が無難です。


いまや、瞬時に悪評がネットで拡散する時代です。


ですから、人によって値段を変える問屋は、ほとんどありません。


不当に高い価格で買わされる心配はありませんので、値引き交渉はしなくても大丈夫です。


それよりも、仕入れの最低ロットを下げてもらう交渉をするべきです。


たとえ価格が高くなったとしても、売れ残りのリスクを軽減する方が、新規開業者にとって、大きなメリットとなりますからね。


それに、問屋側にとっても、年1回100着の取引よりも、年10回10着の取引の方が嬉しいものです。


ですから、値引き交渉はせず、最低ロットの引き下げ交渉をするのがベターでしょう。



以上、問屋の活用法について、ご紹介いたしました。


新規開業されるときには、ぜひ、「問屋」を上手に活用してくださいね。


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