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■仕入先を開拓する(国内仕入れ編)■


日本国内での仕入れ方法は、大きく3つあります。


●アパレルメーカーから直接仕入れる

●問屋から仕入れる

●消費者から仕入れる(古着、リサイクル商品)



では、それぞれの方法について、説明していきますね。



■アパレルメーカーから直接仕入れる■


取引の仕方は?

気に入ったメーカー(ブランド)があれば、直接連絡をして、取引開始を申し出ます。


審査が通れば取引開始となります。


開業初心者でも、具体的な内容(開店予定日、物件住所、店名など)が決まっていれば、商談には応じてくれると思います。


逆に、何も決まっていない段階で、商談をするのは、まずムリだと思ってくださいね。


審査基準はメーカーによって違いますが、断られるケースとしては、

○実店舗ではない(ネットショップのみ)

○既に同一商圏内で同じブランドを扱っている店舗がある

○信用調査上問題がある


などが挙げられます。


発注の仕方は?

基本的には、【展示会方式】になります。


メーカーが開催する「展示会」に参加し、サンプルを見て、数ヶ月先の商品を発注するという、方法です。


大体2・3月頃に「秋冬展」、9・10月頃に「春夏展」が開催され、間に小さな期中展が開催されるのが一般的です。


つまり、夏に冬物を、冬に夏物を発注しなければならない、ということなんですね〜。


これは慣れるまで結構大変だと思います(^_^;)。


最近では、あまり先々の予測は困難として、現物(即納品できる在庫)比率を高めているメーカーも多くなってきています。


展示会情報は、「ファッション販売」、「繊研新聞」などの業界専門誌に掲載されていますから、チェックしてみてくださいね。


メリットは?

○作りこんだ個性的な商品が揃っているので、他店との差別化ができる。

○商圏内でのブランドのバッティングが防げる。

○メーカーとのつながりができ、情報を入手できる。

○商品に対する改善点など直接メーカーに意見できる。



注意点は?

○次シーズンの予測をする必要があり、慣れるまで戸惑うこともある。

○数ヶ月先まで販売計画をきちんと立てておく必要がある。

○納品が数ヶ月先なので、開店に間に合わないこともある。




■問屋から仕入れる■


取引の仕方は?

入店するには「入店許可証」が必要なため、事前に交付申し込みをします。


審査に通れば「入店許可証」が交付されます。


審査基準は問屋によって違いますが、メーカーのようにバッティングを避けることはしないので、実店舗があれば基本的に誰でも仕入ることができます。


初心者でも、具体的な内容(開店予定日、物件住所、店名など)が決まっていれば、たいてい審査をパスします。


発注の仕方は?

現物を見て、その場で仕入れます。ですから、店への納品は即日OKです。


全国各地に問屋が集まった「問屋街」があり、そこに行けば一度にたくさんの問屋を見てまわることができます。


売れ筋商品は午前中になくなってしまうなど、品揃えが一定ではありません。こまめに足を運ぶ必要があります。


また、最近は「インターネット問屋」もたくさんありますね。

※以前、直撃インタビューさせていただいたスーパーデリバリーは、インターネット問屋の草分け的存在です。


メリットは?

○即日納品OKなので、タイムリーな品揃えができる。

○大手の問屋では、服以外のディスプレイ用品、包装用品なども揃えられる。

○いま市場で売れているものを即、仕入れることが可能。



注意点は?

○基本的に店舗さえ持っていれば誰でも仕入れることができるため、近くのショップが全く同じ商品を並べている状況もありえる。

○どちらかというと、低価格にかたよりがちなので、品質に関しては、バイヤー自身がしっかりと判断する必要がある。

○時期や時間帯によって品揃えが刻々と変化するので、仕入れタイミングに気をつけなければならない。




■消費者から仕入れる■(古着などのリサイクル商品販売店)


古着ショップ、リメイクショップなどでは、消費者から商品を直接仕入れていますね。


この場合は、チラシや看板、ポスターなどで買取りをアピールしていく必要があります。


またお買い上げいただいたお客様も、買取りの対象者ですから、その方へもアピールをします。


リサイクルブティックで時々みかけるのが、買取りをせず、委託という形で商品を一定期間お預かりする方法です。


その間に売れれば、店の手数料を差し引いた金額をお支払いする、という販売方法ですね。


以上、簡単にですが、国内での仕入方法を説明しました。



商品仕入れは、セレクトショップ経営の生命線です!


どの仕入方法がいいのか、それぞれ研究してみてくださいね。


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